日本のホメオパシー関係者・ブロガーへのお願い

ホメオパシーを始めたサミュエル・ハーネマンはどんな医師よりも勤勉で研究熱心で患者思いの医師でした。そのハーネマンのホメオパシーはレメディを投与した瞬間から常に緊張感を伴う厳しい医療で、患者の治癒のみをひたすらに願うハーネマンは現在の救急救命医以上に追い込まれ、もがき続けていました。日本で見聞する学校広告、ブログとは全く異なります。

たった1人の命にも最大限の敬意を払ったのがサミュエル・ハーネマンです。

ですからハーネマンの哲学に従い、レメディを過剰に投与したり、相手の話をちょっと聞いてクライアントに会う事もなくレメディを投与したり、数行のレメディ紹介からレメディ摂取を促したり、ケガをしたからといってケガの内容の精査もしないで一辺倒のレメディを薦めたり…こんな危険なホメオパシーを行う事も、ブログで発信することも止めて下さい。

本当のホメオパシーはいわば医学部を出て救急救命医として日に何十人も患者をみている人が行い得る様な領域であったはずです。 どうかお願いです。これ以上いい加減なホメオパシーで多くの人の人生の軌道を狂わせるのは止めて下さい。

サミュエル・ハーネマンが遺したホメオパシーという名前を借りて、人々の人生を傷つける事だけはやめて下さい。