Lachesis(Lach.)/日本風解説

ラケシス

ブッシュマスター(ヘビ)

 

このレメディは毒蛇ブッシュマスターのレメディ。

ヘビと言えば 皆さん何を想像するだろう?ニョロニョロした恐ろしいヘビも首をつかまれると身動きがとれなくなるように、レメディLach.も「首回り」を締められる事をひどく嫌う。ハイネックの服などまっぴらごめんなのがこのレメディ。

またヘビは「2枚舌」で有名だが、Lach.のレメディもとても話し好きで、口がうまい。どんな話もこの人にかかると色彩豊かな面白い話へと変化してしまうのだ。

そしてヘビは餌をゴクリと丸のみするが、その時の喉の様子はいかにも辛そうであるが、レメディLach.も嚥下に問題がある。

 また全ては「抑圧」から悪化するのが大きなキーである。押さえつけられる事で悪化するのだ。これは精神的にも肉体的にも当てはまり、抑圧とはつまり「出口を塞がれた」る事を意味する。

話したいのに話せない、

月経がもうすぐありそうだけど まだ来ない、

体の回りをきつく締められて圧迫感がある、

これらはLach.にとっては全て抑圧に当たる(つまりこれら全てで悪化する)。

そしてこの抑圧からの解放で Lach.は好転する。

 

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さて、このようにヘビの生態からレメディを考察する事をホメオパシー界に持ち込んだ人がいるのですが、日本ではその人が誰なのかあまり知りません。(その人自体は有名なのに!!) ついでに付記すると、クレオパトラは蛇に噛まれて亡くなりました。そしてクレオパトラという人物を調べてみると、実に興味深いほどLach.的です。