HOMEOPATHIC METHODOLOGY
(ホメオパシー方法論~レパートリー・ケーステイキング・ケース分析)
著者:Todd Rowe MD
ハーネマンカレッジの創設に関わり、講師もつとめていたTodd Roweによるホメオパシー教本の1冊。
ケースのとりかた、レパートリーの構造、各セクションにおける難しいルーブリックの解説、重要なルーブリックの提示、ケーススタディなどが丹念に解説されています。
書籍はレッスン1~11で区切られていますが、各レッスンの後、練習問題もついています。
巻末には急性症状ケースをとるためのテンプレートや他、ケースをとる時に最初にクライアントに書いてもらう各種テンプレートが掲載されています。日本のクラシカルと呼ばれるスクールが開催しているホメオパス養成コースでもふれられていません。今後は各学校でこの本を基盤にした講義が行われるべきではないか、と考えさせれるクラシカルホメオパシーの教本です。アマゾンで3千円以下で購入可能なこの本は、間違いなくホメオパシーを学ぶ足がかりとなるものです。